人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Osakanstyleblog

osakans.exblog.jp
ブログトップ
2010年 04月 03日

2010 J LEAGUE DIVISION1 第5節 「格付けランクAAA+」

京都サンガFC戦 会場:長居スタジアム
スコア:3-1 【前半:1-0 後半:2-1】

得点者:香川2、播戸
2010 J LEAGUE DIVISION1 第5節 「格付けランクAAA+」_e0150256_21545723.jpg

天気は良いものの風があって肌寒い。日中にこんな寒い桜の季節も珍しい気が…

今日は顧客満足度No,1チームの京都サンガとの対戦♪
不真面目なファンは11時開門なのに11時30分スタジアム到着。13時キックオフとかプリンスリーグ並の早さは正直眠い…






2010 J LEAGUE DIVISION1 第5節 「格付けランクAAA+」_e0150256_21585795.jpg

ブラジルのオッサンの「模索しているところだが、だいぶいいとこまで来ている」という発言を聞いてかなりげんなりしていたスタジアムへの道中、よく考えれば昨年2度観たサンガの結構グダグダなサッカーをふと思い出し、あの京都ならいくらセレッソのデキが悪いとは言え大丈夫かも?と変な期待をしてしまう。

スタジアムで会った人も「今日勝たれへんかったら勝つとこないやろ?」となんか変な自信満々(汗)サンガって… やっぱり私と同じでみんなにもしょっぱい試合をするイメージが染み付いてるんですかね。

2010 J LEAGUE DIVISION1 第5節 「格付けランクAAA+」_e0150256_228571.jpg

そんな淡い期待を抱きながらキックオフ。

前節、4バックにしてから流れが良くなったということで、アンカーに羽田を置いた4-1-4-1?羽田と悪チネスのダブルボランチの4-2-3-1?とシーンによって人の配置が異なったように見えましたが、乾が結構左に張ってポジションを取っていたので4-1-4-1かと。
立ち上がりこそ真司と乾に入るボールに対して積極的にアプローチに来ていたように思いましたが、比較的軽いディフェンスに簡単に前を向かせてもらえるシーンが目立つ。
最初のチャンスはドリブルで持ち上がった真司がそのままミドル。クロスバー直撃のシュートは一瞬入ったかに思えたが、すかさず乾が反応しヘディングシュート。これはきっちり決めたいシュートだったが枠をそれる。
サンガディフェンスは真司に完全につられていた為に乾はドフリーだったことを考えると、ワントラップしてからのシュートでも良かったように思ったがあの辺りがセレッソの甘さか。

角田とチエゴがうちのボランチ2枚を見る役割で、悪チネスに関しては今日も結構嫌がっていたように見えましたが、いつもよりもボールを受けるポジションが高い為にあまり奪われた時の心配もする必要がなく、尾亦のサポートも(サポートというかただボールを受けに行っていただけにも思えるが…)ありあそこの悪チネスのところからのボールロストが少なかった。

立ち上がりの攻勢からサンガの腰が引けたのか前線との距離が遠く、インターセプトを狙い易い展開。すかさずそれを見逃さなかった羽田がボールを受けに引い来たディエゴへのパスをインターセプト。
サイドへのパスはタッチを割りそうになるも、凄い適当な感じのヒールパスから乾に繋ぐとディフェンスを引き連れて中央へドリブル。乾に2人つき、ディフェンスの枚数も足りていたものの、立ち上がりからの緩慢なディフェンスのおかげで乾のちょんと浮かしたスペースへのパスに真司が反応すると、相手DFに体を寄せられながらも左足での技ありシュートで先制。

サンガのしょっぱいディフェンスにも助けられ先制すると前半は完全にセレッソのゲーム。あと何点かは獲れそうな雰囲気も漂ってはいたものの、前半のうちに息の根を止めるには至らず前半を1点リードで終了。

今シーズン先制点を獲ったのは初めての展開と、やりたい放題させてくれるサンガディフェンスを観て今日はJ2なんだと認識。


後半に入ってもセレッソの攻勢は続く。真司のドリブルから左に上がった悪チネスへパスを送ると、本人はアドちゃんにセンタリングを上げたと試合後のコメントでは言っているものの、傍から見れば完全におちょくったダイレクトでのループシュート。
アドちゃんも合わせには行ったものの、直接ゴールに入りそうなシュータリングをキーパー?ポストが弾くと、そこに詰めていた真司が押し込み本日2点目!
今日は相手のマークが緩いこともあって比較的自由にプレー出来たというのもあるが、これで自信をつけてくれるとありがたい。
しかし、何で前を向かすかねぇ… 結局最後まで真司に対してまともなディフェンスが無かったからあんなことになったのに、修正力のなさはブラジルのオッサンと同等かカトQ(笑)


攻めるしかなくなったサンガは、前日のコメントで「1対1での仕掛けやオフザボールの動きを見て欲しい」と自信満々だった渡辺大剛に代え宮吉を投入。
まぁ、あれだけ仕事できなかったら交替も仕方ないわな。

ただ、この交替が当たる。前線にJリーグ通産99ゴールヤナガシワと宮吉を置くと、セレッソDFが相手を捕まえられず後手にまわることに。交替で入った宮吉がナイス胸トラップから左足を振り抜きゴールすると、1点差に詰められ劣勢になると結構しんどい時間帯に、なんとかギリギリのところで守っている状態。
ヤナガシワの裏への抜け出しにヤラれたかと一瞬思ったが、ジンヒョンの飛び出しのおかげでピンチを防ぐ。この時に交錯したことでジンヒョンが痛みしばらく時計が止まる。
この時間がセレッソにとっては良かったのか、完全にサンガに傾いていた流れが遮断されることになる。

マイボールの時間が少なくなっていたセレッソは疲れの見え始めたアドちゃんと乾に代えて播ちゃんと家長を投入。この交替は家長の抜群のキープ力を生かしすぐに効果を表す。ブラジルのオッサン、たまにはええタイミングでカード切るやんけ。ペッ!!(唾)

そして、足を痛めた羽田に代えて藤本a.k.a.俺たちの康太を投入。(a.k.a.の使い方ってこれであってます?)

家長のキープ力を武器に左サイドの主導権を再び握ると、家長→真司→家長と抜群のコンビネーションで簡単にサイドを崩すと、ペナエリア内中央の播ちゃんへグラウンダーのクロス。このボールにダイレクトで左足を振り抜くと播ちゃん待望のセレッソ移籍初ゴール!!
この時の播ちゃんの喜びようといったら(笑)播ちゃん自身も相当な覚悟を持ってうちに移籍してきただろうし、責任感の強い男だから調子の上がらないチームに対し貢献できない自分に憤りを感じていたと思う。
そんな播ちゃんのゴールだから凄く嬉しかったね。ゴール後のパフォーマンスもさることながら、ベンチメンバーと喜び合う姿は試合に出れないメンバーにも伝わるものがあったんじゃないかと思う。
これほどまでに喜びを全身でアピールする選手もセレッソにはあまりいないだけに面白かったけど(笑)

ダメ押しの3点目にサンガも心が完全に折れたのか試合後にはこんな状態に…
2010 J LEAGUE DIVISION1 第5節 「格付けランクAAA+」_e0150256_2393034.jpg

そりゃあカモだと思っていたはずの相手に3失点も喰らったらこうなるわな(汗)
何よりもビックリしたのはあんな試合の後で拍手で迎える京都ファンの心に広さでしたけど。

2010 J LEAGUE DIVISION1 第5節 「格付けランクAAA+」_e0150256_2314141.jpg

格付けランクAAA+のサンガに勝ち点3を頂いた今節。前半は何をやっても上手くいかないサンガとの試合に「今日はJ2か?」と大いに笑わせてもらいましたが、後半の劣勢の時間帯のような展開を無失点でどう乗り切るか、流れを読みながら時間帯に応じて縦へ急ぐのではなくマイボールの時間をいかに保つかなど、他にも課題の残る試合。何よりも相手があまり良くなかったサンガということを忘れてはいけないと思う。

それにしてもやっぱり勝つというのは良いこと。今日を最後に少しの間、プリンスリーグが開幕することもあってトップの試合を観戦できませんので、良い試合観戦になったと思います。
次週はアウェイでのマリノス戦。Mr,キノコヘッドは今節ケガをしてスパイクも履けないほどだという話なので、おそらく狩野が先発かと思われます。これをチャンスと捉えるのではなく、もう一度気持ちを引き締め直して挑んで欲しいです。

by inomonta224 | 2010-04-03 23:37 | football


<< SATELLITES      ビールとお弁当につられて >>