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2010年 08月 09日
2010 J LEAGUE DIVISION1 第17節 「杮落とし THE KINCHO STUDIUM」
フロンターレ川崎戦 会場:キンチョウスタジアム
スコア:0-0 【前半:0-0 後半:0-0】

昨日は長居スタジアムの隣に完成したキンチョウスタジアムの杮落とし。

ライト層な私は2年ほど前から年間チケットを買っておらず、トップの試合はいつも当日券。
今回ものんびり構えていたらチケットが売り切れそうじゃありませんか!?

セレッソの一大イベントに危うく閉め出しを喰らうところでした(汗)


さすが杮落としとあって凄い人(汗)通常長居スタジアムでの開催であればこれほどまでの人で賑わうこともないのかもしれないけれど、「上位」「夏休み」「杮落とし」「サッカー専用スタジアム」と色んな要素があいまって色んな人が期待を胸に長居に来ているのが伝わる雰囲気。

前節の磐田戦を観ている人間としては、いくら相手が下位とは言え素晴らしいサッカーを展開していただけに期待せずにはいられません!
いつもなら開門1時間後(に来たら早い方ですね(汗))に来る程度ですが、さすがに開門時間には到着していました。(それでも開門時間ですが…)


長居スタジアムよりハコが小さくなりフードコートはどうなるのか?スタジアム内での売店だけで賄うには無理があると思っていましたが、キンチョウスタジアムでの新たな試みとして再入場可でいつもと同じ場所にあるフードコートへ行き来できるように。

せっかく良くなったスタジアムご飯がキンチョウスタジアムへ移転してゼロからやり直しではちょっと…ですもんね。


この日は前述の通りいつもの感じでチケットの手配をしていなかったので、ほとんどの席種が売り切れ(汗)

このままでは観戦出来ない‥こうなったら背に腹は変えられないということで、奮発してセレッソ観戦史上初めてのカテゴリー1で観戦。という訳でただでさえ近いピッチですが、メインスタンドの5列目ということで選手がすぐ目の前に。

マルのアップする姿も目の前です。


写真はホーム側ゴール裏のサポーター席の様子。こちらもまたピッチからとても近く、セレッソの選手にとっては力強く、相手チームの選手、特にゴールキーパーにとってはうっとおしいくらい近い。

ただ、この日の川崎のキーパーは相ちゃん。J2時代セレッソのゴールマウスを守っていた彼にとっては懐かしい感じもあったのでしょうか?
持ち前の優しさで判断ミスとかかましてくれないか期待しましたけどねぇ(笑)


このキンチョウスタジアム、ピッチが近いというのが最大の魅力なんですが致命的な欠陥が…
一番高いチケットを買ったにも関わらず18時キックオフという時間帯もあって西日がかなり眩しい(汗)

そして、すぐ後ろにはJR阪和線が走るという凄い立地。以前から知ってはいましたが長居スタジアムに慣れている私にとっては凄い違和感が。


試合前にはこのスタジアムの所有権を持つ大阪市を代表して平松市長と、今回命名権を購入してユニフォームの袖スポンサーにもなって下さった大日本除虫菊の上山社長が登場しオープニングセレモニー。

この御時勢、スポンサードして下さる企業が現れるなんて、新スタジアムの杮落としの時期が夏ということでの宣伝効果を差し引いたとしても有難い話です。
我が家の蚊取り線香は全部キンチョウブランドに替わりました(笑)


「キンチョウの夏、セレッソの夏」のスピーチの後は記念撮影。この日限定のユニフォームがかなり微妙なのは置いといて、これから始まる試合に期待が膨らみます。


前節同様エンドが逆でスタート。立ち上がりからしっかり引いて守備ブロックを形成する川崎に対し、セレッソはマルチネスを中心にミドルシュートで相手のボランチを釣りだす。

やはり上位を争う相手というだけあって、簡単に陣形を崩すことが出来ない。
何よりも突貫工事の為に芝生が根付いておらず、シュートの際にしっかりと踏み込めないのか悪チネスの持ち味である強いシュートが打てない。

ボロボロとめくれる芝にアドちゃんがスタジアム練習で怪我をしたのも納得。
随分と昔の天皇杯でまだ埼玉スタジアムが出来て間もない頃、ハーフタイムにたくさんのオジサンがピッチに出て来ては芝を直してるのを思い出しましたが、ここの芝はそれ以上…
さすがに急ぎすぎた感は否めない。


攻撃的と言われるセレッソと川崎の試合だったが、立ち上がりは攻めるセレッソ、しっかり守る川崎という構図。ただ、川崎はパスの出所、構成をしっかり研究していたんであろう。
セレッソのパスがなかなか上手く繋がらない、パスカットされてはボールを奪い返す攻守の移り変わりの早い展開に、バックラインも気が休まる時がなかったからか、いつもなら的確な判断で処理するシーンも中途半端なプレーから逆襲を喰らうシーンも。

相手が手数を掛けずにシンプルにシュートを打ってくれたことで、大事にはならなかったもののあの時間帯に攻勢を掛けられたら危うかったに違いない。

ジュニーニョと茂庭マンの1対1のシーン。今までならあそこまで踊らされることのなかった茂庭マンが、ジュニーニョの左右の揺さぶりに翻弄される…
あれはさすがに茂庭マンと言えどもついていくのがやっと。ちょっと別次元の選手だということを思い知らされる。ただ、川崎の攻撃はジュニーニョとヴィトールジュニオールが基点となる時以外はそれほど怖さがなく、逆にセレッソが早い攻撃を仕掛けたシーンではファールで止めるシーンが見受けられただけに、相手もセレッソの前線の選手に対し脅威を抱いていたに違いない。

ただ、この日は家長のデキが悪すぎた。
良くも悪くも家長のデキに左右されてしまうセレッソは、川崎のしぶといディフェンスに手を焼き、マイボールを失いショートカウンターを喰らうという展開に。

アマラウ、大海、茂庭マンを中心に早めのケアのおかげで大事に至ることはなかったものの、あわや失点というシーンも。このシーンはマルのクリアで事なきを得たが、ボールは持てているものの川崎の術中に序々にハメられているという印象。

比較的引いて守っていた相手に対し、時折ヴィトールジュニオールがプレッシャーを掛けにきた場面のように、もう少し相手を引っ張り出してスペースを作ってから仕掛けても良かったようにも思えたが、前半はスコアレスで終了。


ジンヒョンの怪我の影響で出番がまわってきたマツケン。久々の試合出場ということで試合勘が気になったが、ジンヒョンが2ヶ月離脱することを考えれば彼の成長は必須。
個人的にはジンヒョンよりもアドちゃんの離脱の方がチームに大きな影響をもたらしていたような。播ちゃんとアドちゃんはタイプの違うフォワード。同じように使おうというのがそもそもの間違い。チームメイトもその辺りはもう少し意識して彼の特徴を引き出すようなプレーが出来れば良かったのだろうが、播ちゃん自身よりも2列目の3枚にその影響が大きかったかな。

キープ力のあるアドちゃんが居ることで、2列目の3枚が流動的にポジションを変え飛び出し、ギャップを活かした攻撃がこの日はタメを作れなかったこと、スペースメイクが出来ていなかったこともあってあまり観られなかった。


後半スタートはメンバーチェンジなし。先制点を取られると攻撃的なカードの少ないセレッソは苦しくなるだけに先にリードを奪いたいところ。

こうなったらマルに期待です。


勝って順位を4位に上げて前半戦を折り返したいセレッソではあったが、対する川崎も上位と肉薄する為には負けたくない試合だけに難しい展開。

そんな中気を吐いたのが乾。去年までの彼とは違い守備意識が凄く高く、攻撃においてもチームを牽引する。ドリブルが持ち味ということもあって、その分ボールロストも多かったが奪われた直後に奪い返すシーンも。
この日の乾は完全に一皮剥けた感がありましたね。

どんどんと攻撃のカードを切る川崎に対し、カウンターからセレッソDFがヴィトールジュニオールにぶっちぎられたシーンは終わったと思ったが、シュートは枠の外に‥

このまま指をくわえて見ている訳にはいかないセレッソも勝負をかける。
播ちゃん、キヨに代えて塁、ガミさんを投入しマルを2列目へ。マルのディフェンスでの負担を減らし彼の攻撃力を活かす形に。


その交代の直後セレッソにチャンスが。
カウンターから乾がドリブルで持ち上がり、左サイドを上がるマルへスルーパス。乾が出した絶妙なスルーパスは相手DFの伸ばした足をかすめ、そこに走り込んだマルへ。

このシーンの直前にクルピと話すマルを見ていたが、かなり消耗しているのが見て取れたので、正直あのシーンで上がるのは無理かなと思いもしたが、マルもここが勝負所と判断したのか残り少ない体力を振り絞り駆け上がる。

乾からのパスを受けると得意の左足を一閃、しかしシュートは枠の外…
かなり決定的なシーンだっただけにせめて枠内へ飛ばしてくれれば、零れ球を詰めていた選手が押し込むことも出来たかもしれないが、あれが今のマルの精一杯かなと。

一進一退の試合展開に最後まで選手達は死力を尽くす。
全員守備で再三のピンチを守りきり、残された時間はアディッショナルタイムの3分。


最後まで諦めることなく闘ったもののスコアレスドローで試合終了。
失点してもおかしくないシーンもあっただけに、この結果は御の字と捕らえるべきか。上位を目指す上では勝って勝ち点3を積み上げたい試合ではあったが、前半戦終了時点で6位というのはシーズン開幕当初を考えれば出来過ぎと言っても過言ではないことを考えると、ACL出場圏内に手が届く位置にいるということは、よくやっていると思う。


前半戦での経験を糧に後半戦の更なる飛躍を楽しみに。

次回の観戦予定は色々と予定が詰まっているので25日18日の東京戦。
開幕直後の対戦ではドローで終了したものの、新戦力の台頭とチームとしての質が上がってきているだけに楽しみな対戦。
中断期間中に大黒を補強し、新たな攻撃力を得た東京に対しどういったサッカーを展開するのか。ミッドウィークの試合だけに連戦の消耗が気になるところではあるが、そこはホームという地の利を活かして(そんなのセレッソにあるのかわかりませんが)勝利を拝みたいところです。

その前にお得意さんの京都と鹿島の試合が控えるだけに、この2戦1戦で勝ち点を積み上げ余裕を持って挑んで欲しいですね。


by inomonta224 | 2010-08-09 22:19 | football


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